頭の中。

普通に暮らして、ここでいらない事書き連ねて、反省して、また忘れて、書き連ねを繰り返しているが、今日一日中頭の中には、昨日見た、担架の上に寝かされたおばあさんの姿が浮かんでいる。

考えてみれば、この寒い折に、昨日は特に風も強くて、そんな中セーター姿だった。至近距離で見たわけではないが、おばあさん世代に多いダウンも着ていなかった。身動きひとつせずに。多分一緒に居られたのだろうおばあさんが突っ立って見つめてられた。呆然とした姿だった。掛け声も聞こえたんだった。何かひとこと大きな声が。塀で見えない所にも誰か居られた。お仲間だとの認識でおばあさんと思い込んでいるかもしれない。老齢者は男女遠目では見分けつかない事に今頃気づく。

私自身いい歳だが、長く生きてきて、あんな様子は初めて見た。新聞を一応見たがわからない。そうかな?? 新聞はもう何年も読まないのだが、昨春頃から急に救急車のサイレンを聞く事が増えたので、気になると見るようにしている。情報が上がっているのは一軒もなかった。そうかな?? 

何が起きているのですか??

救急車はすぐに出なかった。おばあさんらしき人が載せられた担架はすぐに運び入れられたわけでもなかった。

凄い衝撃を受けている。毛布もかけられていなかった。どうしたんやろ。思い出すにつれ、もの凄く辛いんやけど。

歩いていても体は温まりもせず冷たく、時間も遅くて、少し立ち止まっただけで帰った。私は野次馬的なところがあるのだけれど、見てはいけないと思った。もうそれ以上留まってはいけないんだと。

Twitt××やブログで知る事のある、その件が目の前で繰り広げられた事にショックが大きい。何台と耳にし目にした救急車の行く先々では同じ事がおそらく起きている。