年賀状。

投函。

学校もお休みになったからかな、人も少なくて、出す年賀状の枚数も少なくて、なんとなく寂しさを感じた。

今年は総じて寂しい年だった。

近隣の知人が亡くなられた。

もう数年前からホームに入って居られたけれど、お正月には帰ってこられ、訪ねてくださった。今年のお正月は567でお帰りになれなかったし、戻る事なく亡くなられた。聞けばやはりホームに居られた近隣のおばあさまも亡くなられたそうだ。同じ時期に。 

知人のご両親も亡くなられたと聞いた。沢山亡くなられた。私自身、そう言う日をいつか迎えるんだなと結構真剣に考えた。

そう言う覚悟を持ってこれからをすごしていかなきゃと考えるだけで、気もちが沈んだ。この世に生まれる事がいい事ではないと思いがちな私も、形あるものが去っていく、無くなっていくのは、やはり辛い。年齢の所為でもあるが、生死についてこんなに考えさせられた年も今までになかった。

寂しく、悲しい一年だった。