何やろうな。

あんまし考えない方がいいんやなぁ、とおもた。笑笑

 

走りゆく子らの姿消え春の暮れ

 

日暮れは随分と遅くなった。それでも暮れ始めるとどんどんと暗くなる。

この都市に来た頃は秋で、秋深まるにつれ、胸塞がれる心細さが広がっていった。寂しがり屋ではないので、結構持て余した。

蘇った。

あの頃は先の方が長いものだったけれど、数十年経って、今は振り返る時がえらい長い。

何にも考えず、そのまま生きるしかないんやなぁと、ふとおもた。