当時そのLPかなCDかな、それは持っていなかったし、思い出も特にない。けれど、ユーミンさんずっと聴いていて、この曲はCMでよく流れてたからか、何故かとても懐かしい気持ちにさせられる。シンデレラエクスプレス。振り返ると、この曲全部聴いた事なかった。今回50年の記念アルバム買って初めて通しで拝聴した。
丁度バブルな時代に突入していた。明るかったと言うか、とても華やかな時代だった。
国鉄が分割民営化でJRになった。その時のJR東海の初めての広告に使われた曲らしい。東海道新幹線の。
遠距離恋愛の人達の思い出の曲なんだろうな。そう言う風景もCMで流れていた。
その時代も今の日本に繋がって来ているわけだから、結局良い時代だったのかどうかはわからない。
けれどまだ何か夢があった。私自身にはなかったけれど、先へ大きく進むんやと言う盛り上がりやその雰囲気が国や民にはあった。
東京発新大阪行きの最終列車。週末に会い、日曜の最終でまた別れて行く。
繰り返し繰り返し、それぞれ結ばれたり別れてしまったり、結末は違っても。
時代も国も結局は人が作って行くんだなと思う。人、それは大衆でないとあかんのんねー。為政者達の都合のいい社会になっている今をなんとかしないと私達国民の自由は失われる。
個々人がまだ尊重されていた時代だったんねー。だから発展もあったんかもしれへん。
ひとつの曲にそれぞれ違う人生が歌われている。
列車が運ぶさまざまな人生。
人の目なんて関係なく、皆、自分が主人公で生きていた。生きていられた。
そう言う時代の懐かしさかな。網で掬い取られるようなこんな○○みたいな時代を早く終わらせないとあかんなと思う。
いい歌やわ、、、。
いい時代やったんよやっぱり。